中田島砂丘を通り抜け遠州灘へ

赤海がめのあかちゃんを放流体験

防波堤のテトラポットもほとんどなく

寄せては引く波

次々おし寄せる波の山が３つも４つも見える

母が、

「男らしい海岸だね～」

っと、言てた

挨拶でお辞儀のテンポは８テンポ

波のリズムは１６テンポ

以前、マクロビオティックの先生に教えていただいたことを思い出し

数えてみる・・・

私たち人間、自然界にとっても関わり深いリズム



今年5月に産卵に来た海がめのお母さん体長１００～１５０ｃｍ

20年前にここで生まれて、20歳になってここにもどって来た

この子達もパタパタと足を右に左に一生懸命海に向けて歩き出す

５ｍも進むと波にさらわれて、黒潮にのって

大海へ、アメリカの西海岸にむけて出発

幼少期をそこで過ごすらしい

その後あわびやさざえが豊富なインドネシアの辺りで青年期を過ごし

二十歳になってここに母として戻ってくる

3ヶ月の間に３～４回、１回に１００個ほどの卵を産む

卵を産んだ後は、地元の保護センターにて、盗難や車に踏み潰されないよう

ふ化するまで柵の中で安全に保護される

まだ、甲羅は柔らかく黒い砂色の赤ちゃん達

無事にまた、母として戻ってこられる自然環境であってほしいと思った